
事務所のロゴを新しくしました。
以前のもの(上)は自作です。やはり素人だけに野暮ったさが気になり、
今回(下)はデザイナーの方にお願いしました。

すっきりとして見やすく、洗練されたものになりました!
改めて「専門外のことは専門家に頼むべき」と実感した次第です。
専門家の価値とは
依頼の段階で「漠然と変えたい」と思っていましたが、
具体的に何から考えてよいかわからない状態でした。
実は依頼するまで自分で改良できないか半年くらいは考えていました。
全然進みません。
ということで、思い切ってご相談させていただきました。
デザイナーの方には専門家の視点で、必要な情報を丁寧にヒアリングしていただきました。
事務所のコンセプトやどういった特徴、目指す雰囲気といった抽象的なことから
色やフォントの好みなど具体的な好みなど、
様々な情報を整理、分析し、
私の漠然とした考えを明確で具体的な形に落とし込んでいただけました。
専門家とは依頼者の漠然とした想いを具体化し、最適な形に落とし込むプロフェッショナルなのだと改めて実感しました。
それともう一つ、
今回お願いしたデザイナーさんは「この日までにここまで」と期限と工程を明示していただき、
レスポンスが早く、仕上がりまでスピーディでしたので、
非常に安心して完成までたどり着きました。
税理士業務の価値
振り返ってみると、私たちの税理士の業務の価値も同じなのかもしれません。
・日頃の会計の数字から事業の方向性や状況を読み解き、目指すべき道筋を示す
・相続手続きや確定申告で「何から始めたらいいのかわからない」お客様の道案内をする
・複雑な税制をわかりやすく説明し、必要な対策をご案内する
・実際どのくらいかかるのか、スケジュール感をお伝えして、進捗がわかるようにする
お客様の漠然とした不安を安心に変えることともいえるでしょうか。
先日ご相談いただいた事例です。
「不動産譲渡をしたため税務署の確定申告会場で担当者にお任せしたものの、
丸投げだったため何が起きたのかわからず、
多額の税金を支払うことに不安を感じている」ということでした。
申告内容や計算は間違っていませんでしたので、
所得計算の仕組みや、どこの数字からこの金額が来たのか、
この数字がどこに影響するのかといった説明をさせていただきました。
所得税のほかに住民税、健康保険料が上がって次々通知が来たため、不安を感じていたそうです。
「詳細がわかって安心した、ただ負担ばかりが出るので不安だったが、
詳細を聞けて納得出来ました」
との言葉をいただけました。
まとめ
専門家の本当の価値は、単に作業を代行することではありません。
お客様の漠然とした不安や要望を的確に汲み取り、
専門知識を活用して最適な解決策をご提示し、分かりやすくご説明すること。
これこそが、私たち税理士がお客様にご提供すべき真の価値だと考えています。
税務や会計でお困りのことがございましたら、一人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。
お客様の想いを形にするお手伝いをさせていただきます。